報恩講のお知らせ

この度、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人のご命日をご縁として、「報恩講ほうおんこう」を下記の通りお勤めいたします。

2025年11月30日(日)
☀️昼の部:14時より
🌙夜の部:19時より

講師:天岸淨圓さん(東住吉区西光寺住職)
ご門徒の方以外もご参拝いただけます。
お念珠・式章・お経本をお持ちでしたらご持参ください。お持ちでない場合は手ぶらでも大丈夫です。

報恩講とは

「報恩講」とは、お念仏が、今私たちに届けられていることへの報謝の心を表し、親鸞聖人が伝えてくださった教えを聞いていく、浄土真宗でとても大切な法要です。

親鸞聖人のご命日は1月16日 京都・西本願寺ではその日にあわせ勤められる法要を「御正忌報恩講」と申し、正善寺では毎年11月にお引上げし、ご門徒の皆様と共に大切にお勤めしております。

親鸞聖人のご生涯

浄土真宗の宗祖・親鸞聖人しんらんしょうにんは、戦乱や災害が相次いだ平安時代末期から鎌倉時代にかけて、90年のご生涯を送られました。

1173年5月21日(承安じょうあん3年4月1日) 、京都・日野ひのの里でご誕生、9歳で得度とくど(仏道に入り僧となること)されました。比叡山で20年間修行されましたが、迷いや苦悩から逃れることができませんでした。そこで山を下り、六角堂での救世観音くせかんのん夢告むこくにより法然聖人ほうねんしょうにん門弟もんていとなられ、専修念仏せんじゅねんぶつに出遇われました。35歳の時、専修念仏停止せんじゅねんぶつちょうじによって越後えちご流罪るざいとなり、4年間過ごされ、39歳で赦免しゃめんとなりました。その後、妻・恵信えしんさまや家族とともに関東へ移り、約20年間布教ふきょうを行われました。1224年(元仁げんにん元年)は主著『顕浄土真実教行証文類けんじょうどしんじつきょうぎょうしょうもんるい(教行信証きょうぎょうしんしょう)』をあらわされた年となります。60歳を過ぎ、京都に帰りさらなる著述ちょじゅつ活動を行われました。三帖和讃さんじょうわさんなどの執筆や、関東の門弟とのお手紙のやり取りなど、多くの方に浄土真宗のみ教えをお示しになりました。最晩年まで著述活動に力を注がれ、1263年1月16日 (弘長こうちょう2年11月28日)、90歳でご往生おうじょうされました。

当日、本堂余間には親鸞聖人の御生涯が描かれた「御絵伝ごえでん」を奉献いたします。是非、ご覧ください。

浄土真宗本願寺派(お西)正善寺
電話:06-6721-7509
アクセス 駐車場・駐輪場有

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